偏っている

Energy flow

女は人生は川の流れの様だと思った。

それぞれの川はいずれ一つの大きな河へと合流していくのだろう。

肉体と共に在ることが出来る「今」という時を思う存分に味わおうと思った。

人に触って触れ合う事が出来ることはなんて凄い事だろう。

言葉で伝えられるってなんて凄い事だろう。

目で見る事が出来るってなんて凄い事だろう。

嫉妬するって、執着するってなんて凄い事だろう。

肉体のない別の世界にはもっとすごい事があるかもしれないけど、無いかもしれない。
そんな事どうでもいい。

Look at me

私は自分自身に興味があるのと同じ位、人からも私を見てもらいたい欲求がある。

だから私は自分以外の人間にも興味があるのだと思う。
多分距離感が偏っている。
だから描けるのかもしれない。

I see you

 

女は思った。
私は、人間のドラマから降りた。
駆け引きとか、マウンティングとか、利用するとかされるとか、どうだっていい。めんどくせーからかかわるな。

そんな自分が一番面倒だと思う。

私は学んだ。
人と関わる時、何かを打ち出すとき、自分の欲求と目的を丁寧に言語化してみる。

それは相手の困惑を減らすための優しさだと思う。

MIHOKO