ぶらり高尾山
空気 高尾山のシンとした空気が吸いたくなって今回一人で高尾山に出かけた。京王線の高尾山口駅から少し歩くとケーブルカーに乗れる。山頂に向かって歩いているとお団子が売っているお店があってそこでお団子を食べて腹ごしらえをする。...
空気 高尾山のシンとした空気が吸いたくなって今回一人で高尾山に出かけた。京王線の高尾山口駅から少し歩くとケーブルカーに乗れる。山頂に向かって歩いているとお団子が売っているお店があってそこでお団子を食べて腹ごしらえをする。...
陰 子供の頃、親や学校の先生に暗いところで本を読んだら目が悪くなるからと言われて、何の疑いもなく薄暗くなったら明かりを点けていた。 日常的に絵を描くようになって物の見え方がいろいろ変わってきたが、その一つに自然光を一際美...
昇仙峡 山梨県甲府市の昇仙峡のロープウェイ入り口にある円右衛門伝承館さんで水晶研磨体験をした。 昇仙峡は私にとって高尾山と同じ位落ち着くお気に入りの場所だ。 切り立った岩々、神秘的な形の岩が多くある。今回はハイキングコー...
きっかけ コンサート×個展「肖像画の中の音楽家たち」を終えて、ホッとして方向性もなく描いていると、スマホに電話がかかってきた。 公募展「創展」への出展のご案内だった。電話の主は母と同じくらいの年齢の画家の方で以前個展をす...
終わりと始まり 9月になってなぜか新しい気持ちになって、あんなに執着して伸ばしていた髪を切った。古びた自分から鮮度のある自分になりたくなったのかもしれない。自分に飽きたのか。 人が物事が終わる事を恐れるのはどうしてなのだ...
彩度 女は思った。 最近無いな。 子供の頃にあれほど生き生き見えていたもの。 あの頃 毎日が色鮮やかだった。 夏休みの前、荷物が多いからと学童に行かなくてよい日は特別な感じがした。 学校から家に帰る間だけでも、冒険だった...
素敵屋さん もう滅多な事では驚かなくなったが、その日もそうだった。 私はKumiさんと、先月のコンサート×個展の打ち上げを二人で行った。Kumiさんが車でアルピーノ村の素敵屋さんに連れて行ってくれた。隅々まで心が行き届い...
モデルを依頼したとき 2024年7月21日埼玉県の南与野にてコンサート×個展「肖像画の中の音楽家たち」が行われた。 2年前から私が魅力を感じて厚かましくも肖像画のモデルをお願いした方々の肖像画9点(自画像含む)を中心に、...
影のなかみ 随分前に師匠から写実的な絵の上手な人は影の中を複雑に刻んでゆくことが出来るという事を教えてもらった。 デッサンを始めたばかりの頃は明るさの諧調を形として観ることが難しい。 影は闇なのだ。 そこをさらに見てゆく...
ウニの化石 先日「記憶の果て」と題したマダガスカル産のウニの化石の絵を描いた。 私は表面に象られた花の模様に魅了された。 それは有機的でありシャープな線で描かれていた。 カサブランカ 私は昨年の秋に絵を描くために、カサブ...