魂の絵~愛から始まり忘れ思い出す~

日本美術史に続いて

山上やすお先生の西洋美術史も

学ばせて頂きました

山上先生の講座は本当に凄いです

一時間半毎回ヘロヘロになる内容の濃さ

(お値段はびっくりするほど優しい)

闇を潜り抜けて

日本美術史の時は

あんなにワクワクしたのに

西洋美術史になると

とたんに心が重たくなるのはなぜ?

闇の部分をものすごく重く感じるのです

もちろん日本にも闇はあるのでしょうけど

ギリシア ローマ時代は神話の時代

その後

神を信仰する人間の時代の闇を潜り抜け

あらゆる解放に向かい

物質の形状が失われ

混沌になる

そこから新しく産まれるとしたら

それはきっと

「魂の時代」

軽くて明るい魂の絵

愛から始まり忘れそして思い出す

人はこの世に生まれ落ちた時

無力でただ愛を求めます

その後

この世の中で生きていくための

知恵を学び教育を受けるにつれ

だんだんその事を忘れていきます

虚しさの原因を突き詰めて

求めていたのは

お金や名誉よりも

愛なのかもしれない

生きるという事は

愛を忘れていないかの

試験かもしれません

人から見て自分がどう見えるか

に意識があるのか

それとも

自分から人をよく観察して感じるのか

視点が内にあるのか

それとも

外にあるのか

まやかしが溶けてゆく

あれこれと心配している時は

自分に視点が向いている時かもしれません

俯瞰して見てみたら

愛そのものになった時

自分の中のまやかしが

溶けてゆくのを感じるかもしれません

内に閉じ込められた魂を

解放してゆくのです

そんな時

コツコツと地道に歩んでゆく事の

素晴しさを感じます

こちらはボサノバギタリストの木村純氏です

とても優しくて柔らかい音が魅力的です

描かせていただき心より感謝申し上げます

私は人を描くのが好きです

描いていると幸せです

未来肖像画がいよいよ始まりました

MIHOKO